こども美術教室 がじゅく 聖蹟桜ヶ丘スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

お子様の作品をピンボードに飾ろう!がじゅくのブログは写真をPinできます!
 Pinterest>>

2012年1月27日金曜日

1/27(金)の授業報告

もう、歩いているだけで手が痛くなるほどに寒いです。。。

九州生まれのアキヒロ先生には、関東の冬はなかなかにきびしいです。



さてさて、本日の金曜少年クラスは「墨付けで描く」でした。

墨付けとはなんぞや???

大工さんが使う道具で「墨つぼ」という道具があります。
木材などに直線を記す道具です。

糸に墨を付けて、木材の上にのばしてピンと張り、糸を持ち上げパチンッと弾くと糸の墨が木材に付き、まっすぐな線が描けます。

この原理を利用して「直線」を描いていきます。

簡単なようで、この方法で直線を記していくのは幾つかの「コツ」があり最初は苦戦していたんですが、すぐに出来るようになりました。

そして、この課題を家で行ったら、きっと掃除が大変(^o^);;

元気いっぱいに、線を描いてくれました!!










芸術は、爆発だ!!

状態ですね。

アクションが、作品に反映されて躍動感を感じる作品へと仕上がったりと行動することは、大切な制作なんですね。



こうやって、できあがった作品を並べてみても一枚一枚に表情があります。

描いた人間の顔が違うように、一枚一枚が人格を持っているようです。

単なる「直線」ですが、それ以上のものを感じさせてくれます。



授業後半には、「たき火を描く」も行いました。


薪が少なく小さなたき火ですが、しっかりと暖かさを持ったたき火です。
キャンプファイヤーの後のたき火のようで、自分のこども時代を思い出します。



こちらは、火の粉をアレンジした独創的な作品となりました。

炎は生き物のような動きをします。
彼も、その生き物のような動きに感性を向けたのではないでしょうか。

お魚も焼かれていて、たき火を囲む情景も見えてくる作品となりました。



担当した先生は、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)